中学生の持久走(男子1500m、女子1000m)の平均タイム
中学の体育の授業で持久走のタイムを測ることがありますよね。
この平均タイムについて調べてみました。
元データは文部科学省が行っている「体力・運動能力調査(平成27年)」です。
この調査では持久走は男子は1500m、女子は1000mで行っています。
平均タイムと100mに換算したときの速さを算出してみました。
参考までに中学日本記録、高校日本記録、日本記録も掲載しています。
中学生の持久走平均タイム(男子1500m)
学年 | タイム | 100m換算 |
---|---|---|
中1平均 | 7.00.27 | 28.0 |
中2平均 | 6.21.74 | 25.4 |
中3平均 | 6.04.59 | 24.3 |
中学記録 | 3.53.54 | 15.5 |
高校記録 | 3.38.49 | 14.5 |
日本記録 | 3.37.42 | 14.5 |
中学1年での1500m走の平均タイムはちょうど7分。
100mのラップタイムは28秒になります。
これが1年後の2年生になると39秒短縮して6分21秒に。
高校以降を含めても伸び率が最も高いのがココです。
ちなみに中学日本記録は3分53秒54。
100mのラップタイムは15.5秒にもなります。
中学生の持久走平均タイム(女子1000m)
学年 | タイム | 100m換算 |
---|---|---|
中1平均 | 4.54.68 | 29.5 |
中2平均 | 4.45.66 | 28.6 |
中3平均 | 4.41.16 | 28.1 |
日本記録 | 2.41.08 | 16.1 |
女子の場合は、1年時が4分54秒に対し、3年でも4分41秒と13秒しか違わず男子ほど学年による平均タイムの違いがありません。
1500m走の女子の中学記録は4分19秒46(100m換算17.3秒)なので、中学3年の1000m走の平均タイムよりも速くなっています。
日本記録の100mラップタイムで100mだけでも走ってみると、日本記録のスごさが体感できると思います。チャンスがあったら試してみてはいかがでしょうか。