中学生の平均握力がどのぐらいかを学年別、男女別にまとめました。
元データは「文部科学省:体力・運動能力調査(平成27年)」です。
文科省の調査では下記の方法で握力を測定し、平均値を算出しています。
参考までの高校生の平均値も掲載しておきます。
学年 | 男子 | 女子 |
---|---|---|
中学1年 | 23.93 | 21.57 |
中学2年 | 29.66 | 24.00 |
中学3年 | 35.12 | 25.50 |
高校1年 | 37.87 | 25.58 |
高校2年 | 40.45 | 26.60 |
高校3年 | 42.44 | 27.09 |
筋力なので男子のほうが女子よりも高くなっていますが、各学年ごとの数値だけでなく伸び率も男子のほうが高いのが特徴です。
中学1年のときの数値を100としたときの中学3年、高校3年の数値は男子が100→147→177なのに対し、女子は100→118→126となっています。
男子は体格だけでなく筋力も中学高校時代に成長すると言えそうです。
年齢別で握力の平均値が最大となるのは、男子は35−39歳の47.16kg、女子は40−44歳の29.35kg。男女ともベストが40歳前後というのは意外ですよね。
握力は成人してからも数値が上がるようです。